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ロミオ&ジュリエット 10/9マチネ

ロミオ:山崎育三郎
ジュリエット:昆夏美
ティボルト:平方元基
マーキューシオ:石井一彰
死:大貫勇輔


ほんとはソワレだけの予定だったんですが、石井マキュ観たさに追加しちゃいました。
~観たさっていうと犯行動機みたいね。
でも観てよかったと心から思った。石井マーキューシオに一番大きな拍手をあげたい回でした。

今までも石井マキュ大好きだったけど、今回は石井一彰さんという人がひとりの俳優として凄いとまで思えました。舞台の上でその役として人生を生きて死ぬって、口で言うのは簡単だけど難しいですよね。観ていてそう思えることなんてなかなか無い。
石井マーキューシオは最初から最後まで彼のマーキューシオを生き抜いて、死んでいきました。

東京公演のときと比べてどこがどう変わったかというと、そこまで大きな明白な違いがあるわけじゃないので説明しづらいんですが、まずエネルギーの量かな。あと愛情の量。
東京公演から大阪公演までの間に石井さんになにがあったんだろう…?

ロミオを問い詰めるシーンはとにかく表情がすごいです。子どもみたいにすがるような泣きそうな表情と、裏切られたという絶望の表情とをくるくる行ったり来たり。「じゃあ自分の喉を刺すんだ」とロミオにナイフを突きつけてベンヴォーリオに止められ、もう一度ロミオを追いかけようとしてベンヴォーリオに胸を押し飛ばされるシーンがありますが、マーキューシオにとってはこれが精神的にとどめを刺された瞬間だったのかなと思いました。ほんとうに、「終わりだ」という顔をしていた。

臨終シーンは圧巻というしかないです。
いままでは、石井マキュは世界を憎んでいて最期も恨みを残しながら死んでいくような印象でしたが、今回はそれ以上にロミオとベンヴォーリオへの愛情を感じた。
きっと石井マキュは本来、あのガリガリの身体に溢れんばかりの愛情を持っている人だったんだと思います。それが最後の最後になって、愛しい幼馴染の腕のなかでいろんなものから解き放たれて、やっと出てきたのかなと。
決闘シーンから亡くなるまでのあの鬼気迫る様子を思い返すと、いまでも涙が出てきそう。
死に顔は本当に美しかったです。穏やかで、清らかでさえあった。

あのポテンシャルの異常な高さはいったいなんだったんだろう。生の舞台って本当にすごいな。

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